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鈴木皓詞からのご挨拶

茶の湯の根本は亭主が客を迎えることにあります。

客を迎えるにあたって、主人が馳走のために心を尽くすのは、

世界中のどの地域、どの人種においても変わることのない普遍なものです。

またその際には、少しでも見栄えよく飾り立てて豪華をつくすのが

人情というものではないでしょうか。

我が国でも、平安時代以来の饗応は世界中の習慣と、何等変わりありません。

通常の感覚とは著しく異なります。

どのように違うのかといえば、簡素の中に季節感を盛り込むことに主眼を置くものだからです。

これが茶の湯のもてなしの根本です。

このホームページをご覧になられた方々がこの一時を楽しんで頂ければ幸いに思います。

鈴木皓詞(すずきこうし)
茶道家 

北海道生まれ
得度して僧籍に入るが還俗
日本大学藝術学部卒業、在学中より裏千家の茶の湯を学ぶ
著書:「近代茶人たちの茶会」(淡交社)、「茶道学大系4・吉兆料理と日本料理」 (淡交社)、「茶の湯からの 発信」(清流出版社)ほか

 

 

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