top of page
和なごみ p81~
 
対談 私のなかの茶の湯

 

鈴木皓詞(文筆家)

筒井紘一(今日庵文庫文庫長)

 

茶の湯は個の時代の魂をととのえる

道具は「点」だと思うのです。その「点」は情報がたくさん詰まった「点」なのです。情報の集約としての「点」です。そこにお箱書きの大切さと楽しさがあるのです。その「点」が頭の中で繋がっていきます。そうして繋がった「点」が言葉を発し、情景が動き出すのです。組み上がった道具を俯瞰する時、それらの全体が見える(本文より抜粋)

bottom of page